最近、特別研究員なるものに応募しようと努力しています。
その中に、理想の研究者像という項目があります。
研究者かぁ・・・。
ちなみに、自分が研究者という道を考えたのは、
色んな物事に対して疑問をもてる。
研究を楽しめる。
調査好き。
などなどの理由。
特に、この人のような研究者になりたいっていう理想には出会えていない。
でも、もし自分が教える立場にたつとするなら、
コレだけはやってみたいという理想はいくつかある。
自分で考える力をもった生徒もしくは後輩の育成。
これだけは力をいれたい。
僕はたまたま恵まれた人間関係と寮生活によって考える時間があったので、
人より幾分考えることが得意なようです。
ですが、最近教えている子達は、
みんな、考えるということを放棄しています。
たとえば、何かを設計したときに、
とりあえずギャラリーとかカフェとかをつくる。
そして、こういう。
ここに人が集まります。
免罪符みたいだ。
本当に、ギャラリーとかカフェがあるから人が集まるのか?
勝手に自分の都合のいいように解釈して納得していないか?
以前、問題にした地球温暖化の問題を思い出してください。
地球が温暖化したら、何故、南の島国が海に沈むのか。
あなたは、この問いに本当に答えることが出来ますか?
ほとんどの人はこういいます。
氷が溶けて海面が上昇するからだろ?
それくらい知っているよ!って。
でも、違うんです。
答えとして完全に違うわけではありません。
半分正解、半分不正解ってやつです。
では、イメージしてください。
コップに氷をいれて、ぎりぎりまで水をそそぎます。
さて、氷が溶けたときに水はあふれるでしょうか?
水はあふれません。
これと同じ原理で、単に流氷なんかが溶けたといっても水は増えないんです。
では、なぜ海面は上昇するのでしょうか?
島国は海に沈むのでしょうか?
ニュース番組ではかならずこの言葉がついてきます。
「南極の」
そうなんです。
北極なんかは関係ないんです。
南極の氷が溶けるからなんです。
北極にはなくて、南極にはあるもの・・・。
それは、大陸。
つまり、南極の氷は、完全に外からの流入になるわけなんです。
だから、海水は増えることとなり、
島国は沈んでしまうんです。
マスコミは真実を伝えてきます。
しかし、受け取り手が勝手に解釈すると間違った認識に変わってしまいます。
ここで考えるということが非常に重要になってくるわけです。
なぜ、南極のといっているのか、
これについて疑問をもつことが重要なわけです。
もとつかともき@白米+マツタケフレバー=マツタケの香りのご飯≠マツタケご飯